私は自分の立場が良く分からないのですが、何しろ、今回声をかけてくれたおばさんは、新聞社でも極めてボジションが高く、しかも、うちの店の記事を書いてくれている最中なだけに、二つ返事でやってきたのでした。
一応、カメラマンがお茶の写真も撮ってくれたので、多少なりとも紙面に載ることを祈っております。
今回の試食会では、マレーシアのクアラルンプールを代表する3つの高級ホテルから入手した月餅を、ホテル名を隠した上で試食するという企画でした。私は出された月餅の特徴を見ながらそれにあったお茶を出していきました。
そして、勿論、まわりの人々が真剣に評価を行っている横で、一人、楽しみながら私の分の分け前を頂戴しました。
さすがに、ホテル製ともなると、月餅もとても美味しく、自宅で食べているRM10の月餅とは比較にならないほど素晴らしい品質でした。特に、今回は伝統タイプに加え、モダンタイプと称して、中にテラミスが入っていたり、ドリアンを加工した物、ツバメの巣を加工した物など、月餅と言うよりケーキというに相応しい製品も沢山ありました。
月餅を出した際には、主に烏龍茶を中心に出しました。皆さん、極めて喜んでくださったのですが、その中でも特に月餅にピッタリだったのは、凍頂烏龍炭焙と鳳凰単叢 蜜蘭香でした。甘いお菓子には発酵度の高いお茶の方が良く合います。
モダンタイプの月餅を出した際、本山煎茶も淹れてあげました。私としては、「失敗したな・・」と思いました。と言うのも、まったりと甘い月餅に、まったりと甘い煎茶の味は、お互いに競合してしまい、また、月餅を食べた後の日本茶は生臭い感じがして、私は適していないと思いました。
ところが、おばさん達は絶賛でした。中でも、料理おばさんは「日本茶が月餅にこんなに合うなんて、驚きの発見だわ。」と言って、茶殻までもぐもぐと食べておりました。
今回の活動は半ばボランティアですが、新聞社とのパイプが出来たことは良かったと思います。また、今回の記事がどの程度の物になるかは分かりませんが、少しでも紙面に出てくれたら嬉しくおもいます。
因みに、今日食べた月餅は、ヒルトンホテル、シャングリラホテル、マンダリンオリエンタルホテル製でした。私が食べた感じでは、シャングリラホテル製が一番でした。
帰り際、お土産と言って、余った月餅を貰いました。あとで、美味しいお茶と一緒に戴こうと思います。



