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北城 彰 (HOJO AKIRA)

Author:北城 彰 (HOJO AKIRA)
世界の高級茶ブランドHOJO
世界の高級茶ブランドHOJO
中国茶をはじめ、世界中からこだわり抜いて集めた高級茶をエレガントなパッケージで包み、ワールドワイドに展開するブランドとして販売しております。


【Profile】
お茶の産地静岡の某国公立大大学院で食品科学を専攻。お茶や香辛料を初めとする食品の機能性を研究テーマとする。

過去10年スパイスハーブを専門とする上場食品企業に在籍。その間マレーシアペナンに8年間滞在し、スパイス及びその他食品の開発、品質管理、生産技術開発、最終的に工場長を経験。

2005年より起業活動を開始。世界のお茶の中から、安全・高品質で本当に美味しいお茶のみを紹介する為、高級茶だけに特化したブランドを設立。
現在、マレーシアクアラルンプールの直営店とネットショップを経営。

マレーシアと日本の両国に法人を設立:

日本法人:株式会社HOJO

マレーシア法人:HOJO TEA MALAYSIA SDN.BHD.

WEB SHOP: http://hojotea.com/
取り扱い商品カテゴリー:
中国茶紅茶緑茶黄茶白茶烏龍茶・黒茶・工芸茶・フレーバーティー・他

販売予定地域:
日本・東南アジア・オーストラリア・カナダ・アラブ他

茶葉仕入れ先:
中国・台湾・スリランカ・インド・マレーシア・日本他

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高級茶ブランドの設立 -アジアにて起業
香辛料の専門家として10年、そのうち8年をアジアで過ごす。高級茶の新しいあり方を提案すべく、日本とマレーシアで同時起業し、独自のブランドを設立。現地に行き、自分の目で見た生の情報を写真と共に随時公開。
熱に魘されながらフライト



再びマレーシアに戻ってきました。

連休と言うこともあり、名古屋空港は大変混雑しておりました。

マレーシアへのお土産に、ちょっとしたケーキやらプリンを買おうと思ったのですが、今や、液体の機内持ち込みが制限されていて面倒くさいため断念し、愛知名物のえびせんへと妥協しました。

 

実は風邪が完全に治ってない状況での渡航でした。

名古屋空港に着いた時点で、妙に熱っぽく、明らかにやばい感じがしておりました。

念のために売店でバファリンを購入し、飛行機に乗り込みましたが、高度を上げれば上げるほど気分は悪くなり、飛行が安定した頃には、私の容態は極めて不安定な状況となり、バファリンを立て続けに飲み、ただひたすら眠る努力をしました。

私は1万五千円の値段差に負け、今回もタイ航空バンコック経由→クアラルンプール行きでした。名古屋空港発のタイ航空は小さな機体であるため、テレビも見にくく、熱が益々高まる中極めて居心地の悪いフライトでした。

但し、最近何となく思うのですが、タイ航空の機内食は改善されたように思います。以前は、劇マズ度☆☆☆☆☆だったのですが、最近はふと「おいしい」と思うときがあります。今日は何と、ウナギ弁当があるとのことでしたので、半信半疑でウナギ弁当を頼んだところ、妙に美味しいではありませんか!身も柔らかく、味付けもそれなりにされており、熱にうなされていた私でも十分に美味しいと思える内容でした。

 

バンコックでは通常2-3時間の乗り継ぎ時間があります。私が毎回楽しみにしているのがタイ式マッサージです。バンコック空港の両端に店を構えており、スピーディーなサービスを提供しております。因みに値段はフットマッサージ30分で1000円ほど、1時間でその倍です。私は1時間コースにし、フットマッサージとショルダーマッサージを半々でお願いしました。

「これが素晴らしく気持ちが良いんです!」

ボロボロだった体は、揉みほぐされ、マレーシアまでのフライトに耐えられるだけの体力を回復しました。

 

ところで、タイ空港は新しくなりましたが、私は常々変な空港だと思います。

新しくなり、広くなった物の、設計が「使用者の視点」でされておりません。

まず、他国の空港と比べ、異常なくらいトイレの数が少なく、ようやく見つけたトイレは、店の裏手に回らないとアクセスできない構造になっております。セキュリティーの点で芳しくありません。トイレ裏でカツアゲされても、誰にも見えません。更に、トイレの内部も狭く、手荷物を一時的に置く場所もありません。

また、各搭乗口にアクセスするためにはいちいち上に上がって後、下に下がったりと、無駄な導線が多く、空港の構造的にも左右に異常に広いにもかかわらず連絡電車があるわけでもありません。その代わりと言えば、タイ人スタッフがバギーを猛スピードで運転している点でしょうか・・・ 極めて危険な印象を受けました。

また、通常ですとボーディング時に個々の搭乗口で行われる荷物検査をセントラル化しているため、検査ゲートを抜けるためには大渋滞を覚悟せねばなりません。全てを一元管理するやり方は、バッチ式のフレキシブルな方法と比べると、利用者の量が増えた際、対応仕切れていないのが実情です。

「早く改善されると良いのですが」と言いたいところですが、改善はされないのでしょうね。既に構造上そうなっているわけですから。

そんなわけで、私こそ早く店の売り上げを改善し、直行便が利用できるようになりたい物です。

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東方美人


長野は猛烈に寒く既に氷が見られます。

私の実家周辺にて積雪が観測されるのも時間の問題だと思います。

この寒さの中、私は風邪をひいてしまい、マレーシアへの渡航日程を1日延期し、明日としました。

 

前回のブログにも書きましたが、寒くなると、発酵度の高いお茶が美味しいと思うようになります。

私が販売している烏龍茶の一つに東方美人というお茶がありますが、このお茶は烏龍茶の中では発酵度が非常に高く、烏龍茶と言うよりもどちらかというと紅茶に近いお茶です。

6月、雨期が終わった後に大量発生するウンカにより汁を吸われた茶葉は、その部分が黄色く変色し、最終的にバナナの皮のように黄色くなります。

黄色く変色した茶葉は、虫に対抗すべく、「抗体」に相当する物質を作り出すわけですが、不思議にもそのような状態の茶葉から作られたお茶は、まるでマスカットのような香りがすることから、英語ではマスカテルフレーバー、日本語では蜜香と呼ばれております。

因みに、東方美人は虫が汁を吸った茶葉のみから作られることから、「虫=無農薬」と考えられがちですが、台湾における殆どの東方美人の茶園は無農薬茶園ではありません。農薬を使用しているものの、ウンカの時期になると農薬の利用を止める場合が殆どのようです。私は完全無農薬茶園産を選んでおりますが、無農薬の東方美人を捜すのには随分と苦労しました。

 

さて、東方美人は収穫されたその年には美味しく飲むことが出来ません。収穫後、1年ほど常温で保管することで、熟成(非酵素的な酸化)し、香りも後味の甘さも強度を増すのです。

 

前置きが長くなりましたが、発酵度が高い東方美人を今の季節に戴くと、蜜香と甘い後味が実にバランス良く、心より美味しいと感じられます。

東方美人ですが、香りを強く出そうと思うと、ついつい高温にて淹れてしまいがちです。

確かに沸騰しているお湯を使った方が、香りは明らかに強く出ます。また、味も濃くなることから東方美人を飲み慣れていない人、また、蜜香を特に強く感じたいという人にとっては良いかもしれません。

しかしながら、東方美人を高温で淹れると、色もオレンジ色になり、雑味や僅かな渋みも感じられるお茶になってしまい、人によっては、「紅茶みたい」と感じられるかとおもいます。

最近、東方美人を熱い湯で淹れると、「セイロンティーみたい」とコメントされるお客さんが妙に多いことから、淹れ方に問題があると感じ、様々な温度条件を試してみました。

その結果、一旦沸騰した湯を80-85℃まで少し冷やしてから淹れると、味は円やかになり、まるで水飴を水に溶かして飲んでいるかのようにスムーズな喉ごしを楽しめることが分かりました。

人によって感じ方は違うとは思いますが、お茶に慣れ親しんでいる人に限っては、低めの温度で淹れた東方美人を美味しいと思われるに違い有りません。

私のウェブサイトでは沸騰したお湯でと記載しているため、早速、条件を変えておかねばなりません。


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秋は発酵茶


大分寒くなりました。
私の地元長野では朝方-3℃を記録しました。

寒くなると、自然と発酵度の高いお茶が飲みたくなります。
夏場のような暑い時期、発酵度の高いお茶は殆ど売れません。
逆に、冬が近づくと、紅茶や烏龍茶がよく売れるようになります。
先日、急須作家の所に行ったところ、やはり同じようなことを言われておりました。
夏場は急須が殆ど売れず、ひたすら在庫を積み上げているそうです。
どんどん積み上げるので、2階倉庫は在庫の山で一杯になり、そのころになると急須作家は皆不安そうな顔をし「床は大丈夫かな〜?」と口々に言うそうです。
彼らが本当に心配しているのは床ではなく、床が抜けるほどにたまってしまった在庫が売れるかどうか・・・それが心配ゆえに、「床は・・・」と言うことになるのだそうです。

夏に良く出るお茶は緑茶や白茶等の発酵度の低いお茶が中心となります。
これらのお茶は朝方に飲みたいお茶でもあります。朝起きて、モーニングティーに紅茶をという概念はある物の正直あまり体が受け付けません。
まして、朝起きて濃厚なプーアル茶はなかなか飲みたいと思いません。
アジアのように常夏の国の場合、緑茶、白茶、烏龍茶は良く出る物の、紅茶は殆どでないし、実際自分で紅茶を飲んでみてもあまり楽しむことが出来ません。
ただあえて飲むので有れば、私は夜に紅茶を飲みます。体が疲れたとき、紅茶を飲むと癒されるような気がします。

因みに、朝→夜につれて変化する嗜好は、夏→冬のそれと類似していると思われます。
それは何を意味するかというと、朝方、私たちの体は水分が不足しており、水分補給を必用としております。
その為、水溶性の成分が多く含まれる緑茶、白茶を飲みたいと思うのではないでしょうか。
ところが午後になると、代謝が活発になり、体は水分よりも体調調節成分や栄養を必用とし始めます。その為に、脂溶性の成分が多い発酵茶が好まれるのだと思います。
通常、お客様が自分用にお茶をお求めの際は、どの様なタイミングでお茶を飲まれるのか事細かに質問をし、そのタイミングに合ったお茶をお勧めするようにしております。

冬が近づいた今、私たちの体は、体調調節成分を求めており、より血液循環促進(体が暖まる)への貢献度が高いと言われている発酵茶が飲みたくなるのが自然です。
寒い今の季節、紅茶が本当に美味しいですね!
そうそう、もう一つ忘れてはいけないのが、東方美人です。
私は最近東方美人を美味しく飲む淹れ方の研究に凝っております。それについては明日書きます。
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舘正規氏の技





久しぶりに舘正規氏に会いに行ってきました。

現在舘氏は非常に多忙を極めているにもかかわらず無理を言って、時間を作って頂きました。

舘氏のいる三重県四日市市は伊勢湾に面していることから、温かいイメージがあったのですが、現実は滋賀県の伊吹山で冷やされた伊吹降ろしにより実に寒い土地でした。

寒さのためか、舘氏はサムイを着て仕事をされており、夏お会いしたときの半袖半ズボン姿と比べると強烈に作家らしいいでたちでした。

舘氏はとても強面ですが、性格は極めて明るく、話しているとまるで漫才師の話を聞いているかと思うほど面白い方です。私はそのような柔軟で優しい舘氏の性格は急須作りに於いて重要な要素だと思います。

作家の性格というのは概して作品に現れる物です。舘氏の急須は繊細で全体に優しさがあり一つ一つがオーラを発しております。

因みに、急須の「オーラ」とは何なのでしょう?・・・と舘氏に聞いたところ、面白い解答を戴きました。

舘氏曰く、「丸い急須を思い浮かべて下さいと言った場合、人それぞれが異なる丸を思い浮かべます。同じ丸でも人によってイメージする丸は異なります。急須があなたのイメージする丸に極めて近い形だったとき、あなたは急須に極めて強い親近感を感じるのですよ」と言うことだそうです。

舘氏は芸術を追究するのではなく、使う人が喜ぶ急須を自分の興味のある技法で作っています。

私が思う最高に美しい急須とは、「機能美」或いは別の言葉で表現するなら「用と美」ではないかと思います。

機能を追求して作られた急須は美しく見ていても飽きません。

 

ところで、今回私は窯変という技術に関しとても詳しく教えて頂きました。

窯変とは、「焼きの芸術」です。焼き方により急須の表面に色の変化を与える技法の一つです。

急須をそのまま窯で焼いたら全ての色は均一となります。通常の萬古の急須はこのように作られます。

それに対し、窯変とは、急須を耐熱性の高い陶器に入れ、蓋を9割ほど被せることで、急須を蒸し焼きにします。

その際、急須に接するように籾殻や、その他秘密の材料を詰め込むことで、様々な炎が生じ、急須表面に色のグラデーションを作り出すのです。秘密の材料に関しても教えて頂だきましたが、舘氏の技法なので残念ながら公開できません。材料に対するこだわりを聞いて吃驚しました。

更に、高度な技術となると、部分的に陶器の表面を溶かす、銀色を発色する等、まさに焼きの芸術と言えます。

因みに舘氏の窯変急須は赤・黒・銀色に発色しております。銀色があまりにきれいなため私はてっきり釉薬を塗っているのかと勘違いしていたほどです。

窯変は意図的に作れる物ではなく、時として偶然が織りなす芸術でもあります。窯変急須の作成時には失敗がとても多く、思うような色が出ず、割ってしまうことは日常茶飯事だそうです。

素晴らしい作品が完成しても、その次に製作を行った場合、類似品は出来ても同じ急須は2度と作れません。

その点で、窯変の急須は所有する喜びを与えてくれます。正しく世界に一つしかない作品なのです。

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陶芸家の舘正規氏:怖そうに見えますが、とても話好きで柔らかい性格の方です。

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舘氏の窯変急須:手元に急須が無く、良い写真が見つかりませんでした。写真の急須は発色を良くするため、一般的な紫泥ではなく、古萬古風の白黄色い土を使用しております。左側が銀色に光っているのが見えますでしょうか?実物は本当に議員色にキラキラと光っております。




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タムロンに吃驚!




先日の事ですが、友人に頼まれた一眼レフカメラを買いに近所のカメラ屋に行きました。

その際、前々から気にしていたレンズが発売されていることに気がつきました。

それは、タムロンの28-300mm F3.5-6.3 VCと言う名称のレンズです。


通常、300mmレベルの超望遠ともなると、カメラを手に持っての撮影は被写体がぶれすぎて無理があります。

つまり、望遠サイドで撮影を試みた際、手ぶれをおこしてしまいます。ではその代わりに速いシャッター速度で撮影を試みたいところですが、F6.3と言う数字はレンズがとても暗いことを示しており、暗い=シャッターは長く開いている必用あり、と言うことでやはり上手に撮影することが出来ません。(よほど晴れた日の屋外撮影なら別ですが)

今回発売となったこのレンズには手ぶれ補正機能が付いております。手ぶれ補正機能は、メーカー純正のレンズでも一部ありました。キャノンですとISシリーズです。

ところが、今回発売となったタムロンの手ぶれ補正機能付きのレンズですが、シャッターを半押しした瞬間に、「え?うそ?!」と自分の目を疑ってしまうくらい被写体の動きが止まります。ジャイロみたいな装置がレンズ内に組み込まれているそうです。

驚異的なタムロンの技術を実際に体感した瞬間でした。

この手ぶれ補正機能の御陰で、例え薄暗い室内でも、超望遠でも極めて手ぶれを抑えつつシャープな写真撮影が可能となります。

「こんなレンズがあったら最高!」と思ったのですが、値段を見て瞬時にあきらめました。お金がない私は、VCレンズを買う代わりに、自らの体を鍛え、「手ぶれ防止ボディ」にアップグレードするよりほか有りません。



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碁石茶を飲む



遂に念願の碁石茶を飲みました。

日本茶の分類では、碁石茶は番茶に属するようですが、2次発酵を伴うため、私が思うに碁石茶は黒茶の分類に入ると思います。

但し、碁石茶はカビや酵母等の真菌類の発酵によって作られる、プーアル茶と異なり、乳酸発酵が2次発酵の主体です。

(因みに、2次発酵とは、緑茶を出発原料として微生物増殖時に2次的に発酵が行われることを指す言葉です。)

雲南省の少数民族によっては、やはり碁石茶と同じく、乳酸発酵を主体とする黒茶を作っているところもあるようで、雲南省が碁石茶のルーツではないかという説も良く聞きます。

乳酸発酵と言えば、ヨーグルト、フナ寿司!発酵により酸っぱい香りと味のする乳酸が生成されます。

乳酸菌は、嫌気性菌と言って、発酵に酸素を必用としない細菌です。私は碁石茶の製造を見たことがありませんが、製造時にはお茶に酸素が行かない状態にて作られるのだと推察します。

茶葉はよく見ると柏餅の葉っぱのように、大きな成長した茶葉が使われており、まるでビーフジャーキーのような外観をしておりました。

香りはお茶と言うよりも、海苔というか、ゆかり(しそのふりかけ)のような香りがしておりました。

早速、お茶を淹れてみました。

味も香りも非常に不思議な感じで、昆布茶を飲んでいるような感じがしました。

極めて特徴的で、癖のある味がし、何煎も淹れるに従って、酸味は薄まり、茶葉の味がするようになってきました。

この味はきっとカツオとか食べながら飲んだら美味しいと思います。或いは、焼酎を熱い碁石茶割りにし、魚料理と一緒に食べたらきっと美味しいんだろうなと思いました。私個人としては、とても興味深く、特に料理を引き立てる底力を持ったお茶だと思います。

ただ、売るとなると、極めて難易度の高さを感じました。このお茶はマレーシアにも持ち帰り、再度現地のスタッフと飲んで見たいと思います。果たして、何処までマレーシア人に受け入れられるか、彼らの反応が楽しみです。

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プーアル茶




来年から黒茶のラインアップを充実させようと考えており、プーアル生茶・熟茶を始め、四川省の康磚茶、湖南省の千両茶、百両茶等の情報収集・勉強をしております。

 

黒茶とは、緑茶を2次発酵したお茶を指します。一般的に大きめ大人の葉から作られ、釜炒りもしくは蒸した茶葉を、堆積(湿度のある状態で積み重ねる)することでカビ等による発酵を促します。お茶は特有の香り味のするお茶がし、一度はまるとずるずると引きずり込まれてしまいます。

堆積するタイミング、堆積時の設定湿度、温度により、異なる種類のお茶へと仕上げられますが、その内、雲南省で加工された物に関しては概して普洱茶(プーアル茶)と呼ばれます。普洱県がプーアル茶の一大集積地(日本で言う静岡)だったことからそのように呼ばれるようになったそうです。

 

プーアル茶というと、有名工場で作られたお茶がブランドとして高く評価されております。特にビンテージ物となると、極めて高値で取引されることから、投資家が投機目的で買いに走るのが現在アジアの社会現象となりつつあります。

ただ、現実は、それら有名工場産のプーアル茶が高品質かというとそうでもありません。有名大工場では、自社の茶園を持っておりません。多くの農家との契約によりお茶を集積する仕組みになっており、茶葉はブレンドにより作られます。

それに対し、山奥にある、小規模な工場では、自社で茶園を持っていることが多く、単一の管理されたお茶から製品が作られるため、飛び抜けて高品質のお茶が出来ることがあります。

但し、多くの人がプーアル茶を楽しむために買うのではなく、投資材料として買っているため、大手工場により作られたブランド物の方がマーケットバリューを客観的に判断しやすく、それらブランドプーアル茶が妙に高値で取引されるわけです。

私は飲むためのプーアル茶を販売したいと考えており、その為、美味しさにこだわり、お茶は山奥にある小さな工場から仕入れる予定です。

 

ところで、日本にも2時発酵茶(黒茶)があることをご存じですか?

最近の研究では、太古の日本には数段階に渡る移民があったと言われております。メインは中国本土からの移民ですが、その他にも、雲南省、朝鮮半島、ロシア、そしてタイから北上した縄文民族が日本の民族のルーツとなっております。

日本に伝わる発酵茶は雲南省系の移民により伝えられたのではないかと推察いたします。

 

実は今日、日本を代表する黒茶の一つ、高知県産の碁石茶を入手しました。

到着をとても楽しみにしていたので、早速飲んでみました。

続く

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ジャスミン茶を水淹れる








バタバタと日本にもどってきました。

私の実家では昨日雪が舞っていたとのことで物凄く寒いと聞いていたのですが、今日は猛烈に温かく、妙に暑く感じました。

家の周りは随分と紅葉が進んでおり、もはやキノコのシーズンも終わろうとしている様子でした。

ただ、念のため、昼休みに近所の山に入ったところ、最後のバッチとも言うべきキノコがわりと沢山生えており、1時間足らずで沢山の紫シメジとクリタケを収穫することが出来ました。

早速今夜はキノコを料理して貰います。

 

ところで、久しぶりにお茶の話題です。

マレーシアの店では煎茶を水で淹れて、水出し煎茶としてお客さんにお出ししております。

以前は、来店されたお客さんにはその場でジャスミン茶を淹れてお出していたのですが、ジャスミン茶は放置すると品質が劇的に劣化するため、本当に来店された瞬間にお茶を淹れる必用がありました。

でも、お茶を淹れるには最低1分かかります。その間にお客さんが去ってしまわれることがあります。また、常に新鮮なジャスミン茶を淹れようとするため、膨大な量のジャスミン茶が消費されておりました。

そんなわけで始めた水出し煎茶ですが、マレーシア人のお客さんの殆どが、日本茶は水で淹れられると言うことを知らないようで、「水で淹れられるんですよ」と説明すると、たいそう驚かれます。

概して多くのお客さんが美味しいと思われ、とても好評な水出し煎茶ですが、多くのお客様から「他にも水で淹れられるお茶はないのですか?」と聞かれます。

 

それもそのはず、水で淹れるとお湯で淹れたお茶には見られない多くのメリットがあります。

 

1)ポリフェノールを初めとする苦味や渋みが抽出されないため子供でも飲みやすく爽やか

2)熱を使わないため、一日中飲み続けられる。

3)熱を使わないため、カフェインが少なく、眠れないという人にもおすすめ。

 

私が知る限りでは、白茶も水で淹れることが出来ます。水で淹れた白茶は、優しいく清々しい香りがし、そのデリケートがあじわいを最大限に楽しむことが出来ます。

では、他のお茶は水で淹れることは出来ないのでしょうか?ジャスミン茶、龍井茶等々は水で淹れたらどうなると思われますか?

実は実験を行いました。

まずはジャスミン茶。小さじ一杯のジャスミン茶を500ccの水に入れ、数時間放置しました。

数時間後に見てみると、ちゃんと茶葉はほぐれ、水色もジャスミン茶特有のきれいな薄黄色に変化しておりました。

香りは物凄く新鮮で、ジャスミンの花その物!

更に、飲んで吃驚!

まるで、ハチミツを水に溶いて飲んでいるかと思うくらい味は円やかで、喉を通り抜ける感触は最高にスムーズでした。

恥ずかしながら、水出しジャスミン茶がこんなに美味しいなんて知りませんでした!!

こんなに美味しい飲み方を夏に紹介できなくてとても残念です。

あまりの美味しさに、驚愕した私は店にいるスタッフに何も説明せずに飲ませたところ、皆、「WOW!」と驚いておりました。

何と、翌日店に出社すると、他の中国緑茶が水出しでずらりと並んでおりました。

私の実験に刺激されたスタッフ一同が、独自に実験を進めていたのでした。

どのお茶もお湯で淹れるのとはまた違った美味しさで、新しいお茶の楽しみ方を発見した一日でした。

結論として、発酵度の低いお茶はどれも水出しで淹れることが出来ます。

私は勿論暑いお茶も好きですが、水で淹れた、円やかで甘いお茶も最高です。

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損益分岐点越え




実は今夜から日本に一時帰国の予定です。

公私共々様々な予定が詰まっており、10日ほど滞在し、23日には再びマレーシアに戻る予定です。

今回こそは直行便のあるマレーシア航空を使いたいと思ったのですが、RM500の値段差ゆえにまたも渋々タイ航空を使うことになってしまいました。タイ航空はバンコックでの乗り換えがあるためとても疲れます。


店の方ですが、最近になり徐々に固定客が増えてきました。

また、紹介で来てくださるお客さんも増え、少しだけビジネスが安定してきたように感じられます。

先月は、会社始まって以来の、「損益分岐点越え」を達成しました。損益分岐点とは、会社全体の経費(固定費+変動費)を売上げが超えていることで、ようやく会社として健康な状態になってきました。

但し、中華正月以降、売上げが下がることを予想すると、12-2月の間に売上げを伸ばし、その後の氷河期をカバーできるだけの利益を出すことが必用です。

そんなわけで、最近はギフトセットの製作に追われる毎日です。


話は飛びますが、先日訪れてくださったお客さんは、友人の紹介でジャスミン茶を買ってくださりました。そのお客さんの友人が熱烈にジャスミン茶を愛してくださり、同じ商品を求めて来店してくださりました。

お客様は美人女性3人だったのですが、店に入ってきた瞬間から、強烈なセレブぶりを発揮しておりました。聞くところによると、香港の有名な歌手だそうです。アジアセレブ事情に疎い私は、今回もまた彼女らが誰か分かりませんでした。

マレーシアで最も人気のショッピングセンターだけに、色んなお客様が来店してくださります。





雨期の到来




マレーシアはモンスーンの季節になり、最近は毎日のように雨が降っております。

雨と言えば、マレーシアの建築物は良く雨漏りがします。

私の店が入っているガーデンも、高級ショッピングセンターにもかかわらず、雨が降る毎にそこら中で雨漏りがしており、先日も私の店の近所が滝のようになっておりました。マレーシアの建築ではごく一般的に見られる光景ではありますが、早く解決して貰いたい物です。

雨が増えたことで、最近になり、蚊の量が急激に増加しました。特に今年は全身がシマシマの危険な蚊が異常に多いような気がします。

このシマシマの蚊は、デング熱を媒介することで知られており、蚊の退治もついつい本気になってしまいます。