  写真:キャメロンハイランドの茶園の一部。標高は海抜1500m程度
今月に入り、サンプル試作の依頼をしたところ、収穫から製造まで全てが特殊故、サンプルは出せないと言われました。そうは言っても、いきなり何十キロも買い取るのは余りに無鉄砲すぎます。中国・スリランカ・インド・日本全てのお茶に関し、何度もサンプルを取り寄せ、試飲を重ね、農薬に関する厳重な調査をした上で、製品を決め込んでいるのに、マレーシア産の紅茶だけ例外的に取り扱う訳にはいきません。
事情を話し、どうしてもサンプルが必要という旨を伝え、協力をお願いしました。その結果、見積価格の倍の値段であれば、5kgだけ作っても良いと言ってくれました。とは言うものの、見積価格自体、その会社の既存製品の数十倍の値段がしており、原価計算などしていないのが見え見えです。しかも、その倍の値段な訳だから、一回のオーソドックス式揉捻装置のキャパシティが50kg(製品換算)であることを考慮すると、彼らとしては数キロでも十分過ぎるほど利益が出るわけです。良心的と言うよりも非常にしたたかです。
ともあれ、今週試験生産を依頼しました。従来機械摘みの収穫法を敢えて手摘みにして貰い、更に揉捻をセミオーソドックス式(ティーバック用のBOPグレードを生産するための大量生産方式)から、オーソドックス式に変更しました。
サンプルが今週届くと言うことなので、余り期待しすぎないように待つことにしております。
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