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中国では人々は常にシード類を食べておりました。何処の食堂に行っても、まず出されるのがひまわり又は瓜の種とお茶でした。人々は物凄い速度でひまわりの種を食べます。人それぞれなのですが、殻は床に捨てられたり、テーブル上に捨てられたりします。私の隣に座った中国美人の女性も顔に似合わず、物凄い速度でひまわりを食べ、更に物凄く豪快に、殻を床に投げておりました。私は小心者なので、ささやかに灰皿の中に捨てておりました。それにしても、彼らのひまわりの種を食べる速度は速いです。リスも顔負けの速度でした。
 写真:お茶メーカーの女性達。彼女らはリスのような速度でロータスシードを食べておりました。
もう一つ、湖南省で非常に人気のあるシードと言えば、ロータスシード、つまり、蓮の実です。ロータスシードは月餅や中華風のお菓子に良く用いられる食材です。マレーシアでも時々マーケットで売られているのを見かけます。但し、湖南省では至る所で蓮が栽培されており、本当に人気がある様子でした。
湖南農業大学の庭にも沢山の蓮が栽培されており、時々生徒や家族連れがロータスシードを盗みに来ます。彼らは釣り竿の先端に紐を付けたオリジナルの道具を持っており、次から次へとロータスシードの鞘を収穫し、その場で嬉しそうに食べておりました。
街でも至る所でロータスシードが売られていたので私も試しに買ってみました。
ロータスシードは蜂の巣の様な円錐型の鞘に入っております。熟し具合により、実の色が褐色の物と緑の物があり、それぞれ味が異なります。緑の物は清香(チンシャン)と呼ばれる、青々しくフレッシュな香りがします。それに対し、褐色の物は生の栗とそっくりの味がします。
食べ方ですが、実を鞘から取り出します。若いドングリのような実が出てきます。更に身を包んでいる殻を取り除くと、白い実が姿を現します。初心者はこの瞬間に囓ってしまいますが、それをやると必ず後悔します。ロータスシードの中心部には必ず芽が入っており、この芽は非常に苦い味がします。その為、半分に割り、芽を取り除いた後、はれて食べることが出来ます。
写真:ロータスシードの中心部の芽は非常に苦いため、必ず除去しなければなりません。
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