 【人気blogランキング】 全国アジアランキング、なかなか15位の壁は厚いです。この青い文字又はオレンジ色のバナーをクリックすると、投票&ランキングサイトへ訪問できます。
ラプサンスーチョンの続きを書きます。
ラプサンスーチョンは中国が清朝の頃イギリスへと渡り、人々を魅了しました。人々は乾燥龍眼のフルーティな香りと、仄かに香るスモーキーな香りの虜になったのです。
イギリスの水は硬水中心であるため、香りが立ちにくく、その結果、強い香りのラプサンス−チョンが好まれたのだと思います。
イギリスでは乾燥龍眼様のフルーティな香りを再現しようと様々な試行錯誤が行われました。でも、乾燥龍眼は当時のイギリスでは手に入りません。そのため、様々なフルーツが代わりに用いられました。
その過程で、ベルガモットと呼ばれる地中海地方産の柑橘類の抽出オイルが試されたのです。その結果、非常に紅茶にぴったりだったのです。あまりにぴったりな物だから、非常に有名になってしまいました。それが、かの有名な「アールグレイ」です。
と言うストーリーがありますが、この他にも様々なバージョンのストーリーがあり、実際どれが本当なのかは良く分かりません。
ラプサンスーチョンの特徴と言えば、「松の木を燃やした煙で乾燥して作ること」です。
ここまでの事実は中国茶や紅茶に詳しい人は結構ご存じのようです。
でもここからは世の中で余り知られていない話です。
実は高級な中国茶は何れも木を燃やすことで乾燥が行われているのです。緑茶も紅茶も黄茶も皆そうです。ラプサンスーチョンだけが「木を燃やして乾燥」される訳ではありません。
木を燃やして茶葉を乾燥する工程は、「烘乾」と呼ばれ、文字通り「あぶりながら乾燥」を意味します。この烘乾には「烘籠」と呼ばれる竹で作られた籠が用いられます。
他の茶葉には松以外の広葉樹が用いられます。更に、「完全燃焼した強めの火」で乾燥が執り行われるため、木に含まれる成分は瞬時に燃焼もしくは揮発してしまいます。
それに対し、ラプサンスーチョンの製法では、「文火」と呼ばれる非常に弱い火が用いられます。弱火で火を燃やした場合、松の精油分が根と共に揮発し、茶葉へと再吸収されます。
ラプサンスーチョンが独特の深い赤色と「艶」を持っているのはこの吸着した精油分によるものなのです。
では、乾燥龍眼そっくりの香りは?
この乾燥龍眼の香りは、正山小種の茶葉固有の特徴だと唱える人もおりますが、これは誤りです。
乾燥龍眼そっくりの香りもやはり松を文火で燃やすことにより生じる松の精油分が茶葉に染みこんだ物なのです。
その証拠に、近年「政和小種」と呼ばれる種類の品種がラプサンスーチョンの生産に用いられることがあります。ところが、この正山小種はキームン(キーマン)紅茶の生産にも用いられております。同じ茶葉から作られるラプサンスーチョンとキームン紅茶ですが、キームン紅茶(キーマン紅茶)には乾燥龍眼香がありません。
 【人気blogランキング】のアジアブログランキングに参加しております。オレンジ色のバナー1クリック/1日=9ポイント入ります。宜しくお願いいたします。
|