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2日間かけて、急須を探索をしてきました。 今回は三重県四日市の万古焼きと、愛知県知多半島に位置する常滑焼きの産地に行って来ました。
有田焼や美濃焼にも興味がありますが、私は土の風合いが感じられる急須が個人的に好きで、ゆえに上記2種類の焼き物を選びました。これらの焼き方は厳密に分類すると、「石器」と呼ばれ、お茶の成分を多少吸い込むことから、お茶の味にも良い影響を与えると言われております。
今回仕入れに行った理由はマレーシアの実店舗にて販売できる急須を探すためでした。但し、極めて素晴らしいと思える急須に関しては日本でも販売しようと考えており、その点で今回は良い収穫が得られた旅でした。
通常急須の製作というと、手作り又は、分業による家内制手工業の2種類に分かれます。手作り=芸術家、或いは、伝統工芸士と呼ばれ、ロクロひき〜全てを手作業でこなします。
先ず最初に訪れたのは、万古焼き(萬古焼き)を工業的にやられている製陶会社です。製陶会社では、ロクロでひくのではなく、型押しと呼ばれる手法により成形を行います。ロクロにより土から形をおこすのではなく、既に既製の急須の型があり、そこへ粘度を流し込み、上から棒を押し込むことで強制的に形を作り上げます。尚、取っ手を付けたり、細かい作業は手作業により行われます。同じ形の急須を大量生産する場合に用いられる手法で、比較的安価な急須の生産に用いられる手法です。
私がこの会社を訪れたのは、マレーシアにて業務用を中心に安価な急須が必要な場合があり、その供給源として今回の会社を訪問いたしました。
やはり手作りの急須と比べると、表面の処理、蓋と胴体の摺り合わせ等に関し処理の甘さを感じました。但し、工業生産の手法を一通り説明して頂き、陶器づくりの現場を良く理解することが出来ました。更に、生産者の温かい人柄にとても触れることが出来、とても有意義な訪問でした。
次回は、伝統工芸士:舘 正規氏の工房訪問についてです。


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