ところで、話しは大きく戻ります。
前回、ペナンに戻った際、実はとても面白い「レストラン?!」に行きました。
その時の報告を是非せねばなりません。
以前のブログでも説明しましたが、私が家をKLに引っ越すと言い出したため、ペナンのオフィスで勤務しているパトリシアさんは物凄い不安になりました。
彼女は、とても働き者で、しかも年齢的にも40を超えており、非常に安定して働いてくれる優良社員です。
早急に「彼女の不安を和らげねばいけない!」と思いました。
そこで、「社員全員で彼女の大好きな料理が食べられる所へ行こう!」と私が突然決めました。
これは小さな会社の良いところです。社長のいきなりの思いつきにより、一日のど真ん中に社員全員で昼食会となりました。
目的地は、「クーリム」と言うペナンから30分ほど東に向かって走ったところにある川魚料理屋です。このお店、実は以前にもブログで紹介したことがあります。
私の所に友人が訪ねてくると必ず行くお店です。私は「秘境」と呼んでおります。
そうです、パトリシアさんの大好物は実は「魚」だったのです。西洋人との混血系のパトリシアさんのことなので肉料理が好きかと思いきや、意外に好みはアジアな感じでした。
ところで、このお店、舗装道路を外れ、林道をひた走り、ガタガタの道をすり抜け、プランテーションの間をひた走ることでようやく辿り着くことが出来ます。
レストランというのは名ばかりで、ただの掘っ建て小屋です。まわりには一切建物は見えず、何処を見渡してもプランテーションや山しか有りません。にもかかわらず、昼食時になるとベンツやBMWに乗った豊かそうな人たちが続々とやってきます。界隈では大変有名な川魚専門の料理屋さんなのです。
何と、駐車場はパーム椰子のプランテーションの間。木をよけながら車を停めます。
私が到着したときは、ちょうどパーム椰子の収穫が行われておりました。
パームの収穫は棒の先に鎌のような刃物を取り付けそれで実を切り落とします。
落とされた実は、道沿いに並べられ、後ほどトラックが回収します。
取れたてのパームは牛のウンコに極めて近い何とも言えない臭い香りがします。
このパームを圧搾することで原液を絞り出すのです。この原液を精製した物がパーム油です。
主に洗剤や石けんの原料として使われます。
続く・・・

料理屋に行くにはこの間を抜けていきます。これって道?道の端っこに置かれているのは収穫されたばかりのパームです。
プランテーションの間に突如現れた駐車場です。ご覧の通り、国産車より外国車の方が多いです。それほどに、人気のある店なのです。
パーム椰子の実を鎌で切り落としている青年です。まず最初に、邪魔な葉を切り落とし、その次に実を切り落とします。鎌を実に引っ掛けた後、体重を載せて一気に切り落とします。
切り落とされたパームの実です。これが臭いんです!

これが超人気のレストラン外観です。
右側の掘っ建て小屋、が食べるところです。
レストランのまわりには自然の川が流れており、それらの流水を利用して魚の泥抜きをしております。その為、川魚なのに全く臭みがありません。