【中国茶、台湾烏龍茶、紅茶、黄茶、白茶、フレーバー茶等、高級茶だけに特化したお茶専門店HOJO】
マレーシアには沢山の川魚料理屋があります。一般に食べることが出来る魚ははナマズや、鮫とナマズの中間のような魚:パティンフィッシュ、日本でも外来魚でお馴染みのテラピア等です。但し、マレーシアの水はあまり透明度が無く濁った感じの色をしているためか、泥臭さが気になります。
この臭みを消すため、川魚料理屋では様々なスパイスやハーブ、主には、ジンジャー、ガーリック、コリアンダー、セロリ、ガランガ、レモングラス、カフェライムリーフ、胡椒等が用いられます。
でも・・・
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元の魚自体が臭う場合、幾ら色んなスパイスやハーブを用いても臭みの本体は消すことが出来ません。そうなると結局、仄かに泥臭さがし、料理に満足することが出来ません。
それに対し、この秘境川魚料理屋は全くアプローチの仕方が異なります。そもそも、魚の養殖と卸売りを本職としてる店なので、魚の処理の仕方を良く心得ております。
まず、魚は店のご主人が投網等を用いて養殖の池から捕獲します。この状態では、泥臭くて使えないため、料理屋の隣を流れる小川に一旦放し、数日間かけて泥抜きをするのです。
余談ですが、私の実家の有る長野県では正月の魚として鯉を食べる習慣があります。最近では鯉を丸ごと購入する事は希ですが、私が子供の頃は生きた鯉が店で売られており、それを家に持ち帰るのはごく当たり前でした。やはり数日間、きれいな水で泳がせることで泥臭さが無くなりました。
川魚料理をする際、泥抜きは必須条件です。ただ、このような処理が出来るお店は、マレーシア広しと言えど限られております。魚を自ら養殖しており、更に、近所に水のきれいな川があることが条件です。
さて、私たちは掘っ建て小屋の下に設置された、極めてワイルドなテーブルに着きました。この店は超田舎地帯にもかかわらず、オーナーのおばちゃんが英語で話してくれるためとても助かります。私はその昔良く通っていたため、未だに覚えてくれており、「Well,I want...」と言いかけた瞬間に、「ああいつものやつね?」と言って、次々とメニューを書いてくれました。
このおばちゃん、こんな秘境地帯で商売をしているものの相当に儲かっているらしく、毎朝メンバー制のトレーニングジムに通いエクササイズをしているのだと言っておりました。
因みに、私が必ずオーダーするアイテムは、パティンフッシュとテラピア、そして野菜です。これら3品は絶対に欠く事の出来ない絶品料理です。
パティンフッシュは一件巨大なマズのような外観をしております。但し、ナマズのようにゼラチン質ではなく、白身で実の骨離れも良く、揚げても蒸しても美味しい魚です。
通常、4人程度で行くと50cm位のサイズを調理してくれます。このサイズだと大きすぎるため、半分は「揚げ」、そして残りの半分は「蒸し」にして貰います。こうすることで、一つの魚を2通りの調理法で楽しむことが出来ます。
因みに値段は、「1匹幾ら」という形で課金されます。その為、どの様に調理して貰おうと値段は一緒なのです。
テラピアは日本では害魚として嫌われている魚です。でも、実に美味しい魚です。小骨が多いので素揚げにし、それをタイ風に和えて貰いました。どれもとても美味しく、普段極めて小食なライさんとパトリシアさん・・・何とご飯をお代わりしておりました。
ふと気がつけばどの魚も骨だけになり、皆大満足でした。これだけ食べても、値段はRM70(2000円ちょっと)でした。これだけ大きな魚を2匹も調理してこの値段はとても安いです。
因みに、この場所ですが、魚がテーブルに運ばれてくると、大量のハエがどこからともなく寄ってきます。店ではハエよけのためロウソクをともしております。本当に極めてワイルドな店です。
続く・・・
 こんな雰囲気の凄くオープンなところで食べます。左がパトリシアさん、右がライさんです。
 まずパティンフッシュの上半身?が出てきました。これは丸揚げにした後、醤油ベースの甘辛いタレで和えてあります。パリっとした皮の部分と、ほんわりとして柔らかい身のコントラストが最高です。
 続いて、下半身?部分が出てきました。こちらは蒸されており、柔らかく、プルプルしていてとても美味しいです。
 一匹の魚で2つの料理を楽しむことが出来最高です。
 これがテラピアです。姿のまま唐揚げにされております。このタイ風の甘酸っぱいタレ・・・ご飯が進みます。
 3人の食卓は、こんな感じでした。真ん中にあるのがハエよけのロウソクです。
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