私が好きな福建料理の1つです。ペナンは日本で言う大阪のような所で、食べ物が美味しいことで有名です。ペナンで美味しい食べ物と言えば、海鮮料理か福建料理です。福建料理はホッカーフードと呼ばれる屋台料理のことです。ペナンの町中には至る所に屋台が仮設されており、安価に食事をすることが出来ます。味の良いところは、薄汚い外観とは関係なく、常に人だかりがしており、料理している夫婦は超富豪だったりします。昼間は汚い格好をして自転車に乗りホッカーフードを売っていても、実は豪邸に住みベンツを乗り回しているおやじ達はペナンでは極一般的です。
私が特に大好きなホッカーフードはLAKSAと呼ばれる麺です。この食品は、ニシンソバのように、じっくり煮込んだ魚が入っております。魚(鰺系)を煮込んで出汁を取り、味付けをした後にLAKSA FLOWER、ミント、エシャロット、アッサム、生唐辛子等をトッピングして出来上がりです。人によっては、ヘコと呼ばれる、海老から作られた黒いソースをかけますが、臭いがきついことから敬遠する人もおります。
この料理名の名称にもなっているLAKSA FLOWERはショウガ科の植物の花で英名をTorch Gingerと言う、ミョウガの近い親戚だそうです。ピンク色をしており、一見不思議な植物です。マレーシアだけでなく、東南アジアでは多くの料理に使われます。LAKSA FLOWERはショウガの親戚だけあって、非常に特殊な臭いを発しております。LAKSAが嫌いな人は石鹸みたいな臭いだと言って敬遠します。
中に入っている麺ですが、太さはソフトメン程度ですが、店により2種類有ります。米の粉から作られた麺とタピオカデンプンから作られた麺です。私は米から作られた麺の歯切れが良く好きですが、タピオカデンプン麺の方が好きな人もおります。
LAKSAという食べ物は、タイにもあるし、マレーシアの各都市に存在します。しかしながら、それぞれ全く似て非なる食べ物で、共通点はLAKSA FLOWERが入っていることだけです。タイ、サラワクやクアラルンプールのLAKSAはどちらかというとカレーミーのような味付けです。本当に全く異なります。
ペナンのASAM LAKSAはマレーシア全土にファンがいるほど有名で、私の大好物です。ASAMとはマレーシア語で「酸っぱい」の意味です。つまり、ASAM LAKSAにはAsam Gelugorと言う果実系のスパイスで味付けされた酸味があり、この微妙な酸味と魚のだし+海老ソースをLAKSA FLOWERの香りが最高なのです。ただ、初めて食べていきなり美味しいと言う人はまずおりません。余りの癖の強さに、微妙な感想を持つはずです。多分数回食べている内に、中毒化します。酸味があることから妊婦には大変好評な食べ物でもあります。概して女性が好む食べ物です。日本のラーメンと同じく、有名店が幾つかあり、人によって“自分のお気に入り”があります。皆、友人を自分の好きなLAKSA屋に招待するのが大好きです。私も日々新しい店を開拓し続けております。
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