中国行きは相変わらず延期し続けております。
現時点の計画としては、日本からマレーシアに戻る途中による予定です。と言うのも、その時期になると、ジャスミンが最盛期を迎えるため、ジャスミンの加工の最前線を視察することが出来ます。
ところで、今は新茶の時期と言うこともあり、多くのサンプルが手元に送られてきております。
実は新茶とは関係ないのですが、極めて面白いお茶のサンプルを入手しました。
それは陳年雲南紅茶、つまりビンテージ物の雲南紅茶です。1998年に生産された紅茶を10年間寝かした製品です。
雲南省と言えばプーアル茶の産地としても知られており、雲南紅茶にはプーアル茶同様にアッサム種系の大葉種が使用されます。
早速、試飲を行いました。
乾燥茶葉からは、紅茶の香りと相まって、甘い香りがしており、「普通の紅茶とは違うな」と感じました。
お茶の色は雲南紅茶特有のまっ赤な色をしており、中国紅茶特有の香りがしておりました。
ところが、お茶を飲みこんだ瞬間、「お茶が喉に吸い付くかのような感覚」を覚えました。
質の良いビンテージプーアル生茶と同じで、お茶が強烈にスムーズゆえにまるで油を飲んでいるかのような感覚でした。
お茶は10煎近く入れることが出来、2煎目以降は蒸らさず、「お湯を入れた直ぐ出す」という動作を繰り返しました。プーアル茶を淹れるときの基本方法です。
このお茶はとても変わっており、日本にも是非紹介したいと考えております。
ただその為にはどうしても乗り越えなければならない関門があります。他でもない農薬問題です。
ビンテージ物の紅茶の安全性は分析を行わない限り確認が難しく、その為にはSGS等の分析機関に依頼するほかありません。
出来るだけ早く日本のマーケットに紹介出来るよう頑張りたいと思います。
今後、手元にあるあまり美味しくない紅茶は室温で長期間保存してみることにします。数年の保管をしただけでも甘みが増し、まるで違う紅茶になります。
因みに、私はマレーシアに数日〜1週間滞在しております。マレーシアにお住まいで陳年雲南紅茶を試飲してみたい方は是非店に遊びにいらしてください。

白/黄色に見える部分はゴールデンチップ(芽の先端の部分)です。
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